VMworld 2016:DataCore が、あらゆる種類のストレージを管理できる、VMware 認定済みの第 2 世代ユニバーサル VVol ソフトウェア機能を発表
あらゆるタイプの異機種混在ストレージの利用が可能
フロリダ州フォートローダーデール、2016 年 8 月 25 日 – DataCore Software は本日、ユニバーサル vSphere Virtual Volumes(VVol)ソフトウェア技術の第 2 世代を発表しました。DataCore は、ユニバーサル VVol 機能をサポートする VMware 認定済みソフトウェアの唯一のベンダーです。またこれらの強力な新機能により、多様性のある他社ベンダーのソリューションやあらゆるタイプのストレージ(ディスクサブシステム、フラッシュ/ SSD アレイ、DAS 等)で VVol を動作させることが可能になりました。
サーバー管理者は、VVol を使用してニーズに合ったポリシーや自己プロビジョニングストレージを作成することができます 。DataCore がもたらす能力はユニバーサルなコントロールプレーンを提供し、単一または複数のベンダーが新規ストレージと既存ストレージのインフラ投資において、仮想マシンベースのストレージポリシーの計装と管理を容易に行えるようにします。これにより、共通の管理とポリシープラットフォームを通じて業務効率が向上され、データサービスおよびパフォーマンスのサービスレベルに関する要求が根本的な欠陥に影響されることがありません。
「DataCore は、VMware が VVol で可能にしたパワフルな能力を利用してソフトウェアベースのユニバーサルなコントロールプレーンを開発し、幅広い顧客とアーキテクチャが VVol を利用できるようにした、素晴らしい例です。」と、VMware CTO オフィスのプリンシパルアーキテクトであるリベラ・ローリンソン氏は述べています。
仮想環境のストレージ管理に関わる課題により、シンプルなポリシーベースの技術が必要となり、VMware の VVol 技術が大変有効であることが証明されてきました。しかし、既存および現在のストレージ製品の多くは VVol 認定済みではありません。VVol サポートを提供するストレージベンダーが増えたにもかかわらず、それぞれが独自のサービスを提供しており、企業では複数の VASA(VMware vSphere API for Storage Awareness)プロバイダを利用しなければならないという問題に直面する可能性があります。データセンターを占める異なる世代や複数のベンダーによるストレージが生み出す不均衡は、プロバイダとストレージサイロの乱立につながりかねません。
DataCore は、異機種混在の環境において、vSphere の高可用性や複数の VASA プロバイダのインストールが完全な冗長性と可用性を実現できるように、ソフトウェアベースの VVol VASA プロバイダを提供しています。DataCore の VVol の実装は、SAN、コンバージド、ハイパーコンバージド、クラウドのいずれにおいてもデータストレージリソースを統合するストレージサービスプラットフォームを形成します。これにより、ストレージのタイプが内蔵型であれ外付けであれ、すべてのストレージデバイス間で集約された 1 つのユニバーサルストレージサービスを提供することができます。その結果、多種多様なストレージプラットフォームのシームレスな通信が可能となり、複雑さが低減され業務効率が向上しています。
例えば、vSphere の管理者は DataCore の ユニバーサルな VVolf VASA プロバイダを利用して、Western Digital の SanDisk® InfiniFlashTMプラットフォームからデータストアを割り当てることが可能です。慣れ親しんだ VM プロビジョニングとストレージアロケーションを使用するため、SanDisk や DataCore テクノロジーの経験がなくてもご心配は要りません。その背後では DataCore SANsymphony ソフトウェアが複数の高密度な InfiniFlash システムが提供する容量をプール化し、同時にデータをミラーリングすることにより高可用性を実現しています。
Western Digital データセンターシステムビジネスユニットのマーケティングシニアディレクターであるギャリー・リング氏は、次のように述べています。「DataCore のソフトウェアにより、vSphere の管理者は数ペタバイトの高性能ストレージを容易に確認、管理することができます。さらに、複数の SanDisk InfiniFlash プラットフォームを経済的かつ無停止で、十分に冗長化されたストレージプールに追加することが可能であり、高性能と大容量に対して高まるハイパースケールやクラウドのお客様からの要求にお応えします。」
既存のアーキテクチャにおいて VVol をサポートする予定のないベンダーは、仮想マシンを認識する新たなスキーマを設備に組み込む余裕がまったくありません。DataCore のソフトウェアでは、システムが VVol をサポートしているかどうかにかかわらず、VVol があらゆるタイプのストレージ間でユニバーサルに動作するようにすることができます。企業はこれにより、一般的なストレージシステムやあらゆるフラッシュアレイにおいて、ストレージのフロント側に仮想化ソフトウェアを組み入れるだけで VVol のメリットを実現できます。その結果、vSphere の管理者は仮想ボリュームを仮想ストレージプールから自己プロビジョニングすることが可能になります。管理者はハードウェアについて何も知らなくても、容量とサービスクラスを指定することができるのです。
「ユニバーサル VVol のサポートにより DataCore が提供する『データセンターにおけるユニバーサリズム』は、ストレージのプロビジョニングを大幅に向上させ、多くのメリットを実現します。例えば仮想マシンのポリシーの自動化や、ストレージの要求に対するリソースの適切なアラインメントなどです。」と、DataCore Software の技術エバンジェリストであるトッド・メイスは述べています。「私たちは、お客様がレガシーとなったストレージやアレイの価値を最大限に引き出せるようにしています。たとえお客様の設備がいまだ VVo をサポートしていないとしてもです。」
DataCore のユニバーサル VVol ソフトウェアテクノロジーを使用するメリットの例:
- たった 1 つの VASA プロバイダですべての異種アレイに対応
- ストレージのサポートに、ファームウェアのアップデートや特別なライセンスは不要
- ローカルストレージや外部アレイはすべて VVol でサポート済み
- すべての FibreChannel および iSCSI ベースのストレージが VVol に対応
- VMFS から VVol(またはその逆)への仮想マシンの移行をアプリケーションのダウンタイムなしで完全サポート
- VASA プロバイダ向けの完全な可用性と冗長性
- プロトコルエンドポイントあたり最大 16,000 VVol をサポート
また DataCore は、多層ストレージプールの使用により、VVol の VM セントリックなポリシーベースのストレージ管理(SPBM)に関するサポートを強化しました。この新しい仮想ディスクテンプレートは調整により異なるサービスクラス(ストレージのプロフィール)を定めることが可能で、vSphere の管理者が仮想マシン(VM)の作成日時や VM へのディスク追加を選択することができます。DataCore のソフトウェアはユニバーサルなアダプターとなり、仮想マシンが定義されたポリシーに基づいて、あるいは SPBM 使用時の仮想マシンプロビジョニングを通じて基づくことができるユニバーサルなデータサービスを提供します。DataCore が現在サポートしているこのデータサービスは現在の VVol のフレームワーク向けに vSphere 認定と連携しており、マルチライター、重複、同期ミラーリング、スナップショット、キャッシュをサポートしています。
DataCore はそのユニバーサル VVol ソフトウェアテクノロジーのデモンストレーションを VMworld 2016 の2406 番ブースにて行います。開催は 2016 年 8 月 28 日から 9 月 1 日、場所はラスベガスのマンダレイベイ・ホテル & カンファレンスセンターです。
DataCore について
DataCore は、ソフトウェア・ディファインド・ストレージおよび適応型パラレル I/O ソフトウェアのトッププロバイダであり、パワフルでコスト効率の高い現代のサーバープラットフォームを活用して、ストレージに関する IT 業界最大の問題である I/O ボトルネックを解決します。詳細は https://www.datacore.com をご覧になるか、03-6695-7013 までお電話ください。
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DataCore、DataCore のロゴ、SANsymphony は、DataCore Software Corporation の商標または登録商標です。文中に記載のある DataCore のその他の製品名、サービス名、またはロゴは、DataCore Software Corporation の商標です。SanDisk および InfiniFlash は、米国およびその他の国における Western Digital Corporation またはその関連会社の登録商標または商標です。文中で言及されるその他の製品名、サービス名、会社名はすべて、それぞれの所有者に帰属する商標である可能性があります。
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