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Press Release

データコア、ソフトウェア・ディファインド・ストレージとエンタープライズクラスの ハイパーコンバージド・ソリューションのパフォーマンスを大幅に強化

データコア、ソフトウェア・ディファインド・ストレージとエンタープライズクラスの ハイパーコンバージド・ソリューションのパフォーマンスを大幅に強化

最新のソフトウェア・アップデートにおいて、パラレルI/Oの強化、ハイパーバイザーとの密接な統合、モニタリング/プランニング・ツールの向上、きめ細かいQoS(サービス品質)コントロール、認定済みのVVOLsサポート、低コストの大容量ストレージ・オプションなど、数々のアップグレードを実現

米国フロリダ州フォートローダーデール、2016年5月25日 – データコアは本日、DataCore™ SANsymphony™ソフトウェア・ディファインド・ストレージ(SDS)プラットフォームとDataCore™ハイパーコンバージド仮想SANに大幅なパフォーマンス強化機能を追加したことを発表しました。新しいアップグレードには、データコアの記録的なパラレルI/O技術の最新版が採用されているほか、ハイパーバイザーとの密接な統合、認定済みのVVOLsサポート、パフォーマンス・モニタリング/チャート作成/キャパシティ・プランニング・ツールの強化、きめ細かいQoS(サービス品質)およびアクセス・コントロール、低コストの大容量ストレージ・オプションなども追加されています。

EMA(Enterprise Management Associates)のシニア・アナリストであるジム・ミラー氏は、次のように述べています。「EMAでは以前に、データコアに『ソフトウェア・ディファインド・ストレージのベスト・エンタープライズ・ソリューション』賞を授与したことがあります。また当社の調査では、データコアの最新のパラレルI/O最適化によって、サーバとストレージのコストが大幅に削減されることが明らかになっています。つまりデータコアは、今回のソフトウェア・リリースにより、再び業界の水準を引き上げています。」

データコアのパラレルI/O技術と、アプリケーション適応型ソフトウェア・ソリューションにより、サーバとストレージの潜在能力を最大限に引き出してデータ・インフラストラクチャの課題を解決し、IT部門はビジネスを強化するアプリケーションやサービスに集中できるようになります。データコアのソリューションは、企業がサーバやデータ・ストレージで実現できるパフォーマンス、コスト削減、生産性向上に大変革をもたらし、優れた価値と業界最高のパフォーマンス、可用性、シンプルさを提供します。新しいソフトウェア・リリース(バージョン10 PSP5)では、以下のような機能強化が行われています。

パフォーマンス向上と次世代の接続性により、企業のワークロードの需要に対応

新しいソフトウェア・リリースでは、アプリケーションを高速化し、より厳しいワークロードの需要に対応できるよう、重要なパフォーマンス強化機能が追加されています。

新機能のなかで最も注目に値するものは、データコアのパラレルI/O技術の最適化です。マルチコアのx86サーバでSANsymphony™とハイパーコンバージド仮想SAN製品を実行した場合、以前のリリースよりもパフォーマンスが最大50%向上します。

エンタープライズクラスのOLTPおよびデータベース・ワークロードにおいて、パラレルI/Oがもたらすパフォーマンスのメリットについては、データコアが以前に発表したSPC-1ベンチマークに客観的な計測値が記載されています[i]。伝統的なストレージ・メーカーと比較しても、データコアは記録的な成果を上げています。監査済みの具体的な数値は、100%ロード時に0.320ミリ秒という最速のレスポンス・タイム、SPC-1 IOPS™あたり0.08ドルという最高のコスト・パフォーマンス、2U筐体(約3.5インチ/89ミリメートル、標準の42Uラックと比較するとはるかに小型)あたり459,290.87 SPC-1 IOPS™という最高のラック・ユニットあたりIOPSなどです。こうした数値はすべて、オールフラッシュ・アレイや多くの大規模システムを含め、大手メーカーの一般的なストレージ製品を3~10倍も上回っています。PSP5のリリースによって、データコアの革新的なパラレルI/Oのパフォーマンスの優位性がさらに向上します。

PSP5では、高速キャッシュの上限がノードあたり1TBから8TBに増加しています。RAMキャッシュの拡大によって、頻繁に参照されるデータ量が通常1TBを超えるような、大規模データベースなどのアプリケーションが高速になります。より多くのI/O要求にメモリ(RAM)から対応することで、I/Oレスポンスが高速化するため、SSDやHDDなどバックエンドの低速デバイスの遅延が覆い隠され、トランザクションや分析が素早く完了します。キャッシュの拡大は、読み取りと書き込みの双方にメリットをもたらします。

さらにデータコアは、次世代の高速QLogic 32 Gbpsファイバ・チャネルHBA(ホスト・バス・アダプタ)のサポートを追加し、同じ物理チャネルで対応できる同時要求を増やすとともに、より高速な接続によってI/Oを素早く移動できるようにします。新しいHBAは、16 Gbps、8 Gbps、4 Gbps、および1 Gbps HBAと下位互換性があるため、旧世代のネットワーク・ファブリックからスムーズにアップグレードできます。

エンタープライズクラスのハイパーコンバージェンス

ハイパーコンバージド・システムは普及が進んでいるものの、その多くが現実環境ではパワーが足りず、ハイエンドなワークロード需要に対応できません。また、データベースやTier1ビジネス・アプリケーションのバックボーンである、必要不可欠な高速ファイバ・チャネル接続に対応していません。これに対し、データコアのパラレルI/Oはハイパーコンバージドのパフォーマンスを一段高いレベルに引き上げます。また、数千に上るお客様のサイトでファイバ・チャネルをサポートし、ファブリック接続において業界をリードしてきた実績からも、データコアが理想的なエンタープライズ・ソリューションであることは明らかです。

MicrosoftおよびVMwareのハイパーバイザーとの密接な連携と、ユニバーサルなVVOLsのサポート

新しいリリースでは、VMwareおよびMicrosoftという2つの最も一般的なハイパーバイザーとの連携が強化されています。またサーバ管理者は、VMware vSphere Virtual Volumes(VVOLs)およびMicrosoft System Center Virtual Machine Manager(VMM)を使用し、ポリシーを作成してニーズに合ったストレージをセルフプロビジョニングできます。データコアはVVOLsの唯一の認定ソフトウェア・ベンダーであり、あらゆるタイプのストレージ(ディスク・サブシステム、フラッシュ/SSDアレイ、DASなど)にわたって、VVOLsをユニバーサルに機能させることが可能です。

PSP5では、多層ストレージ・プールを用いた、VVOLs VMを中心とするストレージ・ポリシーベース管理(SPBM)のサポートが強化されています。新しい仮想ディスク・テンプレートを調整して、様々なクラスのサービス(ストレージ・プロファイル)を確立できるため、vSphere管理者は仮想マシン(VM)の作成時やVMへのディスク追加時にそこからサービスを選択できます。

パフォーマンス・モニタリング/チャート作成/キャパシティ・プランニング・ツールの向上

システム動作の主要な指標を強調するためにツールが追加されており、最も重いロードや、そのレスポンス/キャパシティへの影響を容易に特定できるようになっています。この機能は特に、大規模でより動的なストレージ環境で有益です。PSP5の優れたパフォーマンス・モニタリング/チャート作成/キャパシティ・プランニング・ツールにより、I/O集約型アプリケーションを高速化し、SLAの達成に必要となるサーバやディスク容量を削減できます。

きめ細かいQoS(サービス品質)/アクセス・コントロール

PSP5では、QoSや管理アクセス権限を仮想ディスク・レベルできめ細かく制御できます。この機能は特に、複数の顧客や管理者を区別することが重要となる、マルチテナント/共有ストレージ環境で役立ちます。最も価値の高いアプリケーションが優先されるよう、チャネル、ストレージ・ネットワーク、ディスク容量などの共有の物理リソースを論理的に優先順位づけできます。

低コストのSANsymphony™大容量ストレージ・オプション

PSP5における多くの強化機能は高パフォーマンスのワークロードに焦点を絞っていますが、データはすぐに古くなり、急激に蓄積していきます。使用頻度の低いデータ(コールド・データ)やオンライン・アーカイブの保存場所としては、低コストの大容量ストレージが最適です。データコアはこうした状況に対応する新しい選択肢として、オンプレミスやオフサイトのコールド・データ、長期保存ファイルの共有、バックアップ、アーカイブなどのために、低価格のディープ・ストレージ・オプションを提供します。多層データ・プール向けのこうした安全な自社オプションは、迅速に展開できるうえ、クラウドのような利便性と経済性を備えています。

データコアのエンジニアリング担当バイスプレジデントであるロバート・バセットは、次のように述べています。「当社の実績あるソリューションはすでに、全世界の数千に上るお客様によって、その記録的なコスト・パフォーマンス、最高速のレスポンス・タイム、エンタープライズクラスの高可用性、最も低い総所有コストなど、数々のメリットが証明されています。最新ソフトウェア・リリースの新機能により、大規模な仮想化クラスタやデータベース・ストレージ、ERPアプリケーション、オンラインの金融取引システム、エンタープライズ・クラウドといった要求の厳しい事例にも対応できるようになります。当社のお客様は、最も差し迫ったストレージ課題を解決するために、コンバージド、ハイパーコンバージド、SAN環境、およびプライベート/ハイブリッド・クラウドに、この最新ソフトウェアを導入することを切望されています。」

今回の強化機能は、2016年6月から一般提供が開始されます。すでにデータコア製品をご利用のお客様は、既存のソフトウェア更新サービスおよびサポート契約に基づき、ソフトウェアを無料で新規リリース(バージョン10 PSP5)にアップグレードできます*。

データコア・ソフトウェア株式会社について

データ・インフラストラクチャ・ソフトウェアを扱うデータコア社はパワフルで費用効率の高い今日のサーバ・プラットフォームを制御するソフトウェア・ディファインド・ストレージ、ハイパーコンバージドソフトウェアや適応型のパラレル I/O ソフトウェアを提供する先進企業であり、IT業界がストレージに関して抱える最大の問題であるI/Oのボトルネックを解決します。データコア社の包括的で柔軟なストレージの仮想化およびハイパーコンバージド仮想SANソリューションを利用すれば、ユーザーは労働集約的なストレージ 管理作業から解放され、お客様はハードウェアありきのアーキテクチャしか提示しないストレージ・ソリューションベンダーへの依存から脱却することが可能です。データコアのソフトウェア・ディファインド・ストレージのプラットフォームは、ストレージインフラの世界に革命を起こし、次世代ソフトウェア・ディファインド・データセンターの中核的役割を担い、さらなる価値、パフォーマンス、可用性、そしてシンプルさを実現していきます。詳細については https://www.datacore.com をご覧になるか、03-6695-7013までお電話ください。

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Storage Performance Council、SPC-1、SPC-1 IOPS、SPC-1 Price-Performance、およびSPC-1 Resultは、Storage Performance Councilの商標または登録商標です。

DataCoreDataCoreのロゴ、およびSANsymphonyは、DataCore Software Corporationの商標または登録商標です。ここに記載されている他のDataCore製品やサービスの名称またはロゴは、DataCore Software Corporationの商標です。ここに記載されている他のすべての製品、サービス、企業名は、各所有者の商標です。

連絡先:

データコア・ソフトウェア株式会社

担当:鎧塚・田中

TEL:03-6695-7013  FAX:03-6695-7140

E-mail:DataCore-Japan-Info@datacore.com

* 一部の新機能は別売のオプションです。


[i] 「SPC Benchmark 1 Full Disclosure Report, DataCore Software Corporation, DataCore SANsymphony-V 10.0」

(2015年11月30日時点の最新版)

A propos de DataCore
DataCore Software fournit les solutions de software-defined storage les plus flexibles, intelligentes et puissantes de l’industrie pour le core, l’edge et le cloud. Grâce à sa gamme complète de produits, un portefeuille de propriété intellectuelle et une expérience inégalée dans la virtualisation de stockage et les services de données avancés, DataCore a aidé plus de 10 000 clients dans le monde à moderniser la façon dont ils stockent, protègent et accèdent aux données. Pour plus d’informations, visitez datacore.fr.

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