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Press Release

データコア、マルチノードの高可用性サーバSANにより、 記録的なハイパーコンバージド性能をさらに向上

データコア、マルチノードの高可用性サーバSANにより、 記録的なハイパーコンバージド性能をさらに向上

高可用性ソフトウェア・ディファインド・ハイパーコンバージド・ソリューションで
最速の応答時間と最高の性能対価格比を達成
市販ハードウェア上でのSANsymphony™パラレルI/Oソフトウェアの卓越性を証明

米国フロリダ州フォートローダーデール、2016年6月13日 – データコアは本日、高可用性ハイパーコンバージド・ストレージ・ソリューションの新記録となるテスト結果を発表し、マルチコア・プロセッサの潜在能力を生かしてストレージ業界の現状を打破するうえで、データコアのパラレルI/O技術がいかに有効であるかを証明しました。今回のテスト結果が、レイテンシの影響を受けやすいアプリケーションの高速化方法について頭を悩ませているストレージ・コミュニティからの反響を呼ぶことは確実です。

データコアは、エンタープライズレベルのデータベース・ワークロード促進に関して業界で最も認められているストレージ・ベンチマーク、Storage Performance CouncilのSPC-1を使用し、完全冗長デュアルノードのファイバ・チャネル・サーバSANソリューションによって典型的なハイエンド外部ストレージ・アレイをテスト検証。1組の市販Intelベース・サーバ上でSANsymphony™ソフトウェア・ディファインド・ストレージ・サービス・プラットフォームを実行しました。

「当社は初回のSPC-1 Price-Performance™の結果によって、単一サーバ内においてパラレルI/Oで達成できることを実証しようと試み、単一の不可分なハイパーコンバージド・システムに、同ベンチマークのデータベース・ワークロードと当社のストレージ・スタックを組み合わせました」と、データコア会長のジーヤ・アラルは述べています。「それからわずか数か月後の今回は、当社の進歩の状況と、マルチノード・スケーリングの有効性を明らかにしています。」

高可用性システムに対応するほぼ完ぺきなスケーリングと記録的な応答時間
今回のSPC-1高可用性テストで使用されたSANsymphony PSP5コードにおけるパラレルI/O性能は、わずか6か月前にテストされたSANsymphony PSP4コードよりも、はるかに向上しています。以前のシングルノードのPSP4構成では、平均応答時間が0.32ミリ秒、SPC-1 IOPS™が459,290.87、性能対価格比が業界最高のSPC-1 IOPS™あたり0.08ドルという結果でした[1] 。

興味深いことに、2つのノードをファイバ・チャネル経由で同期ミラーリングしたSANsymphony PSP5高可用性構成では、2倍を超えるスループット(1,201,961.83 SPC-1 IOPS™)で平均応答時間が30%以上も短い0.22ミリ秒となり、性能対価格比はSPC-1 IOPS™あたり0.10ドル[2]で、SPC-1性能対価格比トップ10リストでは第3位を獲得しました[3]。

「この結果により、ファイバ・チャネルのレイテンシがSANの性能低下を招いているという俗説を覆すことができます」と、アラルは付け加えています。「私たちの経験から言えば、事実はその反対です。データコアのパラレルI/Oは、関係するものすべてを高速化し、そこにはファブリックも確実に含まれています。」

テスト結果を見れば明白
今回の結果により、データコアのSANsymphonyはSPC-1性能トップ10リストの第5位に入りました。これは、Huawei[5]、日立[6]、HP XP7[7]、Kaminario[8]、およびデータコア自身のパラレル・サーバのハイパーコンバージド構成[9]といった、大規模なメガアレイに次ぐ順位です。データコアのハイパーコンバージド高可用性ソリューションの総額は、3年間のサポート込みで11万5,142.76ドルです。

「当社ではサーバSANアーキテクチャを、ハイパースケール、コンバージェンス、フラッシュといったトレンドの交差点と捉えています。ストレージ・インテリジェンスはコンピューティングに近い位置に戻っており、エンタープライズ・アプリケーションで低レイテンシ、広帯域、高可用性を実現するためのベスト・プラクティスとしてサーバSANを導入すべきです」と、Wikibonの最高技術責任者(CTO)であるデビッド・フロイヤー氏は述べています。「サーバSANアーキテクチャ(別名ハイパーコンバージド・インフラストラクチャ)への移行は、再現可能なラックレベルの展開によって運用を簡略化します。データコアはパラレルI/Oソフトウェアにより、こうした強力なマルチコア・ラック・サーバがなぜ新たなレベルのシステム性能や性能対価格比を促進する基盤となっているのかを実証し、次世代のシステム・アーキテクチャを構築しています。」

アラルは次のように述べています。「この新しいベンチマーク結果により、当社は構成をファイバ・チャネル・ファブリックで接続された2つのノードに拡大し、すべて(大容量ストレージ、キャッシュ、ソフトウェア)をミラーリングして完全な高可用性を実現するために再構成しました。当社の目的は、ハイパーコンバージド・システムの性能の記録を更新するのみならず、極めて柔軟になり得るソフトウェア・ディファインド・ストレージ方式のサイズを設定して構成するために、性能の限界を明確にすることにありました。」

データコアのミラーリングには、競合ソリューションとは異なり、地理的に離れた場所のデータのアクティブ-アクティブ同期コピーにわたる自動フェイルオーバー/フェイルバック保護により、ローカルおよびストレッチ/メトロ・クラスタをサポートする機能が標準で備わっています。

サイズが重要:コンパクトなサーバSANにより総所有コストを最小化
総所有コストの削減という点では、環境面やスペース面を考慮することも重要です。競合のストレージ・ソリューションは複数の42Uラックを使用し、広いフロア・スペースを必要としますが、データコアの構成は1ラックのわずか一部(12U)だけで足ります。

データコアのノードは、従来型のストレージ・アレイとは異なり、同じサーバ内でデータベース・ワークロードを実行し、I/O要求に対応する責任を負うため、はるかに難しい状況にあります。データコアのコンパクトなサーバSANソリューションは、必要なインフラストラクチャを縮小し、ネットワーク接続や管理の複雑さとコストを大幅に削減します。また、一般市場で入手可能な高性能サーバ/ストレージ技術により、運用を停止することなくいつでもアップグレード可能です。

マルチコアCPUの威力を最大限に活用するDataCore™ Adaptive Parallel I/O技術
この素晴らしい応答時間と性能対価格比は主に、SANsymphonyソフトウェア・ディファインド・ストレージ・サービス・プラットフォームの設計に固有のDataCore™ Adaptive Parallel I/O技術によるものです。詳細については、www.datacore.com/products/sansymphony/parallel-io/をご覧ください。

SANsymphonyソフトウェアの可用性とベンチマーク・レポートの詳細
データコアの最新のソフトウェア・アップデートでは、SANsymphonyおよびハイパーコンバージド仮想SANソフトウェア・ソリューションの性能が最大50%も向上しています。すでにデータコア製品をご利用のお客様は、サポート契約に基づき、SPC-1ベンチマーク・テストの基盤として使用された新しいソフトウェアを6月に無料でご利用いただけます。

厳格なSPC-1性能テストの目的は、通常データベースやトランザクション処理環境で見受けられるビジネスクリティカルなエンタープライズレベルのワークロードに対する、システムの性能を実証することにあります。テストおよび価格設定された監査済み構成には、2台の標準Intelベース・サーバ上でのデータコアSANsymphonyパラレルI/Oソフトウェアが含まれます。完全な構成、価格、性能の詳細については、以下のSPC-1の完全公開レポートをご覧ください。

https://spcresults.org/sites/default/files/results/A00178/a00178_DataCore_SANsymphony-10.0_DN-HA-HC_SPC-1_full-disclosure-report.pdf

Storage Performance Councilについて

Storage Performance Council(SPC)は、ストレージ業界に焦点を絞ったベンダー中立の標準化団体であり、ストレージ業界のニーズや懸念に対応する、初めての業界標準のパフォーマンス・ベンチマークを作成しています。SPCのベンチマーク・ポートフォリオは、コンポーネントレベルの評価から分散ストレージ・システム全体の測定に至るまで多岐にわたり、パフォーマンス、性能対価格比、電力消費の値を独立して監査し、厳格かつ信頼性の高い指標を提供します。SPCとそのベンチマークの詳細については、http://www.StoragePerformance.orgをご覧ください。

データコア・ソフトウェア株式会社について

データ・インフラストラクチャ・ソフトウェアを扱うデータコア社はパワフルで費用効率の高い今日のサーバ・プラットフォームを制御するソフトウェア・ディファインド・ストレージ、ハイパーコンバージドソフトウェアや適応型のパラレル I/O ソフトウェアを提供する先進企業であり、IT業界がストレージに関して抱える最大の問題であるI/Oのボトルネックを解決します。詳細については https://www.datacore.com をご覧になるか、03-6695-7013までお電話ください。

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Storage Performance Council、SPC-1、SPC-1 IOPS、SPC-1 Price-Performance、およびSPC-1 Resultは、Storage Performance Councilの商標または登録商標です。

DataCoreDataCoreのロゴ、およびSANsymphonyは、DataCore Software Corporationの商標または登録商標です。ここに記載されている他のDataCore製品やサービスの名称またはロゴは、DataCore Software Corporationの商標です。ここに記載されている他のすべての製品、サービス、企業名は、各所有者の商標です。

連絡先:

データコア・ソフトウェア株式会社

担当:鎧塚・田中

TEL:03-6695-7013  FAX:03-6695-7140

E-mail:DataCore-Japan-Info@datacore.com

[1]SPC Benchmark 1 Full Disclosure Report DataCore Software Corporation DataCore SANsymphony-V 10.0  (2015年11月30日時点の最新版)
[2] SPC Benchmark 1 Full Disclosure Report DataCore Software Corporation DataCore SANsymphony (2016年6月13日時点の最新版)
[3] SPC-1 Results – Top Ten by Price-Performance (2016年6月13日時点の最新版)
[4] SPC-1 Results – Top Ten by Performance (2016年6月13日時点の最新版)
[5] SPC Benchmark 1 Full Disclosure Report Huawei Technologies Co, Ltd. Huawei OceanStorTM 18800 V3 (2015年11月14日時点の最新版)
[6] SPC Benchmark 1 Full Disclosure Report Hitachi Data Systems Corporation Hitachi Virtual Storage Platform G1000 (2015年2月19日時点の最新版)
[7] SPC Benchmark 1 Full Disclosure Report Hewlett-Packard Company HP XP7 Storage (2015年8月26日時点の最新版)
[8] SPC Benchmark 1 Full Disclosure Report Kaminario, Inc. Kaminario K2F00000700 (20131017時点の最新版)
[9] SPC Benchmark 1 Full Disclosure Report DataCore Software Corporation DataCore Parallel Server (2016年2月26日時点の最新版)

A propos de DataCore
DataCore Software fournit les solutions de software-defined storage les plus flexibles, intelligentes et puissantes de l’industrie pour le core, l’edge et le cloud. Grâce à sa gamme complète de produits, un portefeuille de propriété intellectuelle et une expérience inégalée dans la virtualisation de stockage et les services de données avancés, DataCore a aidé plus de 10 000 clients dans le monde à moderniser la façon dont ils stockent, protègent et accèdent aux données. Pour plus d’informations, visitez datacore.fr.

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